気象予報士試験 第55回実技2問4(2)①独自答案構成
こんにちは
まししょーです。
今回は、前回に引き続き図10下の内之浦を通る東西鉛直断面の相当温位・風・湿数の24時間予想図を用いて内之浦上空の21時における、図の範囲内の相当温位の最大値と最小値を整数でその高度を10hPa刻みで、また、その高度における湿数も整数値で答える問題です。
※気象予報士試験の過去問については一般財団法人 気象業務支援センターH Pにて掲載されていますので併せてご覧ください。
それではいきましょう!
図の中心線を目当てに相当温位の最大値は地表面に近い990hPa付近で326Kと327Kの間にあることがわかります。また湿数は0度または1度となります。
よって
相当温位の最大:326(327)K
高さ:990hPa
湿数:1(0)℃
となります。
同じ容量で今度は相当温位の最小値を見ていきます。最小値は先ほどの315Kの太実線から見て右側にあるLの文字があることからこの値が最小だということがわかります。
その高度は690hPaと630hPaの間の660hPaで、湿数はこの付近で9℃の等値線に最も近く、その右側にはDの文字があることからこの付近で湿数が大きいことがわかります。
よって、
相当温位の最小:315K
高さ:660hPa
湿数:9℃
となります。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。