気象予報士試験 第56回 実技1問1(1)⑦〜⑩
こんにちは
まししょーです。
今回から、第56回実技試験第2部の問題を解析していきます。
図1〜図3から読み取って、初手の穴埋め問題を考えていきましょう!そして今回は⑦〜⑩に問題をピックアップして解説しています。
※気象予報士試験の過去問については一般財団法人 気象業務支援センターH Pにて掲載されていますので併せてご覧ください。
それではいきましょう!
⑦
名瀬及び鹿児島の前3時間の気圧変化量がどのようになっているかを答えます。
図1と別枠にある名瀬の実況では−42、鹿児島の実況では−13と書かれた部分が答えになるのですが、ここで気をつけたいのは読み方です。
−42は「−4.2hPa」と読み−13は「−1.3」と読みます。従って
⑦−4.2⑧−1.3
となります。
⑨では華南にみられるトラフに関与する等高度線の東側にある矢羽根に着目します。華南がどの位置にあるかも抑えておきましょう。
5760m付近では西から65ノット、40ノットと相対的に風速が強いことから5760m付近に強風軸が存在していると考えられます。
よって⑨5760となります。
⑩では地上低気圧付近の極値が−121なのですが、問題の冒頭に「鉛直流の値を符号と単位を付して答えよ。」とあるので「hPa/h」も付して答えます。
よって⑩−121hPa/hとなります。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。