気象予報士試験 第48回 実技1問2(4)独自答案構成
こんにちは。
今回は、初期時刻にある地上低気圧と、500hPaの強風軸の位置関係を12時間後・24時間後・36時間後でそれぞれまとめていきたいと思います。
前前回の記事と繋がる内容になっているので是非ご覧ください。
ではいきましょう!
今の段階では、問いにある500h Paの強風軸がわからないので、まずは図2〜4の強風軸を解析して直接書き込むところから始めます。
と言ってもやることは簡単で網掛け域と白抜き域に挟まれた渦度0線をトラフに対応するようになぞればいいだけですね。
そして次のステップは、できた図をもとに強風軸に対してそれぞれの地上低気圧の位置関係から何が言えるかを20字で答えていきます。
ここでわかることは、強風軸に対して地上低気圧の中心はその南側に位置しているということなので、
低気圧は強風軸の南側に位置している。(19字)
となります。
この作業を24時間ごと36時間後でもそれぞれ行えば答案は完成します。
それぞれ20字でまとめると、
24時間後→低気圧は強風軸のほぼ下に位置している。(19字)
36時間後→低気圧は強風軸の北側に位置している。(18字)
となります。
記述問題というと堅苦しく考えてしまいますが、解析ができてしまえばあとはその解析通りに事実を述べていくだけなので、みた通りのことを言語化できる能力も必要になりそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。