気象予報士試験 第48回 実技1問2(2)独自答案構成
こんにちは。
今回は、前回わかったことをもとに解答していく穴埋め問題です。
今回に限った話ではありませんが、実技試験は一つのストーリーとして問題が構成されていることがあるので、問題番号が違ったとしても他で解いた問題に遡って答えることがよくあります。
過去の記事をまだみていない場合は遡ることをお勧めします。
それではいきましょう!
①②は(1)でわかった中心気圧の変化量を活用します。
初期時刻〜12時間後では4h Paの低下、
12時間後〜24時間後では12h Paの低下をしていることを読み取ると…
①には急速
②には低下が入ります。
③では前回の作図でマークした通り、24時間後から36時間後にかけて北にすすむ予想であることがわかったので、答えは北になります。
④ですがこれは海域名が頭に入っていなければ解けない問題でした。
36時間後の位置は、千鳥近海です。
これを機に千鳥近海は覚えられそうですね。
ちなみに、気象庁のH Pには「全般気象情報などに用いるアジア・北大西洋域の地名、海域名」の項目で掲載されていますので、地理をしっかり強化しておきましょう。
⑤ですが、(1)より24時間後から36時間後で移動する距離はそれまでと比べて遅くなっていることがわかるので、遅くが答えになります。
(1)が命の問題でした。
実技試験では一歩一歩確実に解いていかなければ崩れてしまうので、少しのミスがのちに大きなミスになることを痛感します。
アンサンブル予報のスプレッドのようですね…
最後までお読みいただきありがとうございました。