まししょーの向上日記

気象予報士試験合格への道

気象予報士試験 第55回実技2問4(4)独自答案構成

こんにちは

 

まししょーです。

 

今回は図11右を用いて、大隅半島のどのようなところで前6時間降水量が多いかを、図12の地形図と図11左の風着目して35字程度で答える問題です。

 

気象予報士試験の過去問については一般財団法人 気象業務支援センターH Pにて掲載されていますので併せてご覧ください。

 

それではいきましょう!

 

図11右で問題文にある大隅半島の降水量を見てみると、東側おいて前6時間降水量が多く観測されています。

 

続いて、大隅半島の地形図に着目すると、標高800m以上の部分が半島の東側を北東から南西に延びていることがわかります。

 

一方で、前回でわかりました通り図11左によると大隅半島付近では暖湿な東風が吹いていることから、この山地の南東斜面に向かって下層の暖湿な空気をともなった東風が吹き付け地形に沿って強制上昇させられることにより上昇流が強化され、大雨をもたらす雨雲が発達したものと考えられます。

 

よって、

 

山岳の風上側で下層の東風に伴って空気塊が地形に沿って上昇するところ。(34字)

 

となります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。