気象予報士試験 第53回 実技2問4(3) 独自答案構成
こんにちは
まししょーです
今回で、第53回実技第2部の全問題が終了します。
最後の問題は、一般知識を抑えられていれば解ける問題になっています。また、前問の問4(2)の穴埋め文章で手がかりになる部分があります。
↓前回の記事を載せておきます。
それではいきましょう!
さて、冒頭でも紹介した前問の手がかりになる部分について、どの部分かというと、
「14時頃、瞬間風速が一時的に強まるとともに風向が大きく変化した。それに伴ってしゅう雨が観測され、10分間降水量の最大値は11.5mmに達した。」という部分です。
さらに、図8より13時から14時の1時間で急激に降水エコーが広がっていることから、気温の急変は積乱雲の発達によるものと考えられます。
ここで積乱雲についての一般知識が必要になります。
結論をいうと冷気外出流のことです。
冷気外出流とは、積乱雲の発達によって雲の中で降水粒子が形成され下降流ができ、この下降流が地表面に達してぶつかると冷気が周囲へ広がって地表の気温を急下降させる働きをするものです。
よって20字程度でまとめますと、
発達した積乱雲からの冷気外出流のため。(19字)となります。
以上で第53回第2部の実技試験問題の独自答案構成は終了です。
最後までお読みいただきありがとうございました。