まししょーの向上日記

気象予報士試験合格への道

気象予報士試験 第56回試験実技1問1(2)独自答案構成

こんにちは。

 

まししょーです。

 

今回は、名瀬の気圧変化量が地上低気圧および低気圧の発達・衰弱によるものであり、この気圧変化が今後も持続するものとしたとき、地上低気圧の発達・衰弱傾向について5つの中から選択するという問題です。

 

正直、5択で問1の最後の問題ということでこの解答が後につながってこないだろうと判断しました。

 

そして、気象予報が必要なのは災害を防ぐためだという核心があるということを考えると衰弱していたり、変化のない低気圧をわざわざ試験の問題で出すはずがないと考えて、「急速に発達している」か「発達している」の2択に絞りました。

 

以上の理由から、外すリスクが少なくかつ当てずっぽうでも展開が悪くならない問題だと悟ったので、「急速に発達している」を即答しました。

 

結果的に正解だったのですが、これで成長できるとは私自身思わないので調べた情報を簡潔にまとめていきます。

 

 

この問題は、先ほども書いたように最後の問題なので問1のまとめの問題になっています。

 

つまり、今まで導いてきた答えを思い出しながら考えていくことが基本となります。

 

まず、必要な情報が問1(1)⑦における名瀬の前3時間気圧変化量は−4.2hPaということ。

そして前問の(2)②において前3時間気圧変化量は−0.5hPaということです。

 

この情報から発達していることがわかるので「急速に発達している」か「発達している」の2択になります。

 

ここから気圧変化傾向を読み取るのですが、図1の名瀬の実況に着目すると気圧変化量の右側に記号が付されているのでここを読みます。

 

上昇後下降で現在の気圧は3時間前の気圧より低いと読みます。つまり、初めは上昇したもののその後は大きく下降し持続することを考えると、急速に発達しているとするのが適しているかともいます。

 

よって正解は、急速に発達している です。

 

 

実技試験では時間が間に合わないということがよくあるので、本番のことを考えるとある程度の問題の取捨選択や妥協というのは視野に入れても良いかと思います。

今回のように、ずる賢く考えて解いてみるのも一つの手だと思います。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。