気象予報士試験 第56回試験実技1問1(2)独自答案構成
こんにちは
まししょーです。
今回は計算問題ということで、文系の私が大いに間違えた問題を解析していこうと思います。
私の間違えた解答を交えながらどのようなところに気をつけるべきだったかなどを書き記していければと思います。
それではいきましょう!
今回の問題は、過去3時間で地上低気圧が移動した距離を求める問題です。さらにその距離を緯度に換算するというので複雑化しています。
まず、問題より(1)の②を用いるとあるので、10ノットを活用していくわけですが、ノットというのは1時間に1海里進む速さを表しています。
つまり、この問題では3時間で30海里進むということがわかります。
次に、緯度に換算します。正直ここはある程度知識がなければ回答することは難しかったです。
実技試験では、距離の目安として緯度10度=1100kmというのをよく使うそうで、これを知ってるだけでかなり楽に問題が解けました。
そして、緯度10度は600海里に相当します。(1海里1.852×600海里=約1100km=緯度10度)
今回求めた距離は30海里ということなので緯度に換算すると、
緯度1度が60海里で、そのさらに半分なので
答えは0.5度ということになります。
今回は、緯度と海里とkmを行き来するややこしい問題でした。
まとめると、
1海里=1.852km
緯度1度=約111km
最低でもこれらを抑えられていれば、地道に計算できます。問題を解きながら感覚を掴んで覚えていくことが近道かと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。