気象予報士試験 第56回 専門 問3 まとめノート
こんにちは。
今回は、私が過去8回分(第49回〜第56回)の学科試験を一通り解いて、つまづいたところを中心にキーポイントを押さえていくまとめノートを書き上げていきたいと思います。
新しい試みなので試行錯誤しながらになると思いますが、お付き合いお願いします!
それではいきましょう!
ウィンドプロファイラについての問題でした。
天気図には温暖前線を追うように寒冷前線が配置されており、寒冷前線後面に(a)、温暖前線と寒冷前線の間に(b)、温暖前線前面に(c)地点があります。
それぞれの地点に対応するウィンドプロファイラ観測の高層風の時系列をア、イ、ウ、エから選ぶという問題です。
まず、(a)では寒冷前線が通過した後とみられるので、寒気移流場であると考えられます。つまり、時系列図に着目した時に上空にいくにつれて風向が反時計回りになっているものを選べばいいわけです。
つまりこの時点でアかエに絞られます。
ここまではよかったのですが、ここから私はこの二択からどのように見分けるのかがわかりませんでした。
調べた結果、12時の時点でもアの時系列図では寒冷前線面に対応する風の鉛直シアーが時間とともに上昇している点が根拠になるそうです。
よって(a)はアです。
ここでのポイントが、等圧線です。
この等圧線と並行になるように暖気側から寒気側に風が吹くので南南西の向きに吹いていることがわかります。
よって、ウになります。
最後に(c)ですが、暖気移流場であることがわかるので、残りのイとエから上空にいくにつれて時計回りになっているものを選ぶと、
イになります。
今回のキーポイントは上空にいくにつれてどっち回りかと等圧線と鉛直シアーですかね。
最後までお読みいただきありがとうございました。