気象予報士試験 第49回実技2 問1(3)
こんにちは
まししょーです。
今回は日時の違う二枚の気象衛星画像から台風強度の変化を、①台風の雲域の規模と②台風中心を取り巻く対流雲の濃密さに着目して解答し、さらに根拠を含めて35字程度で記述する問題です。
※気象予報士試験の過去問については一般財団法人 気象業務支援センターH Pにて掲載されていますので併せてご覧ください。
それではいきましょう!
二枚の気象衛星画像から何が読み取れるかというと、台風がぎゅっと小さくなっていることがわかります。
よって台風の雲域の規模は「小さくなった。」と言えて、台風中心を取り巻く対流雲の濃密さは「増加した。」ということになります。
次は、35字の記述ですが、①または②と設問に書かれているので、台風の雲域の規模と台風中心を取り巻く対流雲の濃密さのどちらかに触れて記述するということになりそうです。
今回は強度変化についてなので、②の情報が必要になります。
②では、濃密さが増加していることがわかりました。この中心付近の雲域の濃密さが増加するのは、台風が発達する時に見られる特徴です。
このことを根拠に台風が強まることを記述します。
よって、
中心を取り巻く対流雲の濃密さが増したことから、台風は強まった。(31字)
ということになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。