気象予報士試験 第49回実技2 問1(4)①
こんにちは
まししょーです。
今回は、図4の気温と露天温度の鉛直プロファイルを読み取って、①では湿潤層の下端と上端の高度を、②ではそれらに対応する地点を答える問題です。
この記事では①について一緒に考えていきます。
※気象予報士試験の過去問については一般財団法人 気象業務支援センターH Pにて掲載されていますので併せてご覧ください。
それではいきましょう!
まず、この問題での湿潤層とは設問にある通り湿数6℃以下でこれに従って読み取っていきます。
今回では、要するに図4にある実線の気温と破線の露天温度の差が6℃以下の高度を読み取ればいいわけです。
(ア)では実線と破線の空間が狭い箇所、つまり湿潤層が二箇所見られます。
設問より湿潤層が複数あるときは地表から湿潤層1、2として答えていきますと
湿潤層1:下端 地表
上端 870
湿潤層2:下端 410
上端 340 となります。
(イ)も同じように
湿潤層1:下端 地表
上端 910
(ウ)は全層にわたって湿潤層になっているので
湿潤層1:下端 地表
上端 340 となります。
次回は②について考察していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。