まししょーの向上日記

気象予報士試験合格への道

気象予報士試験対策 寒冷低気圧 

※このまとめは完全自分用です。情報が確実とは限りませんのでご了承ください。

 

寒冷低気圧は別名切離低気圧と呼ばれています。

 

その理由は、偏西風帯のジェット気流の南北の蛇行によって低気圧が切断されて取り残されてしまからです。

 

取り残されてしまうということは、移動が遅かったり、ほぼ停滞していたりするので大気が不安定な状態が数日続きます。

 

寒冷低気圧の中心では、対流圏界面の高度が低くなっているのが特徴です。対流圏界面で高度が低いということはその高度では気温が周りより低くなり、その成層圏下部では逆転層なので温度が周りよりも高くなるということです。

→断熱圧縮により成層圏下部の気温が上がるということです。

 

寒冷低気圧上層では気温差が大きく気圧差も大きくなるので、低気圧が明瞭になるのですが、逆に下層では不明瞭です。

 

寒冷低気圧の中心の軸は直立しているという特徴があります。そして、寒冷低気圧は季節問わず発生します。