気象予報士試験 第49回実技2 問2(2)①
こんにちは
まししょーです。
今回は、図2に基づき、14日9時におけるこの低気圧に伴う雲分布の特徴を、低気圧との位置関係と雲頂高度に言及し50字程度で述べる問題です。
位置関係のことで25字、雲頂高度で25字ぐらいを書ければ大丈夫です。
※気象予報士試験の過去問については一般財団法人 気象業務支援センターH Pにて掲載されていますので併せてご覧ください。
それではいきましょう!
まずは北海道付近の低気圧の中心位置をおさらいしましょう。大きな白抜きで書かれたLの下部に×印があってそこが中心となります。
中心位置をイメージしながら、図2の雲域Qを見てみると雲域は低気圧中心の東側にあることがわかります。
また、低気圧の中心付近を見ると可視画像では東側の雲域よりも灰色になっており、赤外画像では暗灰色であることから、雲頂高度の低い雲が分布していることがわかります。
これらをまとめると、低気圧の中心より東側で雲頂高度の高い雲域、中心付近で雲頂高度の低い雲が分布していることがわかりました。
よって、
雲頂の高い主要な雲域は低気圧の東側にあり、低気圧の中心付近は雲頂の低い雲に覆われている(46字)
となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。